35歳の高校生 第4話 ストーリー
亜矢子(米倉涼子)が、国木田高校に編入して1ヶ月。亜矢子には4人の友達が出来た。2軍の里奈(広瀬アリス)、愛(水野絵梨奈)、三枝(西井幸人)、大竹(上遠野太洸)の5人はクラスの空気も1軍の事なども気にせず教室で楽しく騒ぐようになっていた。
そんな亜矢子たちが気に入らない1軍の正光(菅田将暉)、理(野村周平)、蓮(高杉真宙)は「楽しんでいられるのも今の内だけどな」と亜矢子を敵視する。
ある日、小テストを受けていた亜矢子は、社会科教師の猿渡(東根作寿英)からカンニングをしたと一方的に決めつけられてしまう。実は、猿渡は亜矢子を目障りに思う正光たち1軍生徒にカンニングの濡れ衣を着せるように脅されていたのだった。
猿渡はかつて生徒にも人気があり、やる気のある良い教師だったが、2年になった頃から何故か変わってしまったのだという。
そんな中、猿渡が通勤中のバスの中で痴漢の容疑をかけられるという事件が起こる。猿渡は否定するが誰にも聞き入れてもらえず、あっと言う間に学校中に知れ渡ってしまった。
亜矢子のクラスでは「同じ空気吸いたくない!」「帰れ、帰れ!」とコールし始める生徒たち。追い詰められた猿渡は「なんで、どいつもこいつも俺をそんな目でみるんだ!」と教室の窓から飛び降りてしまった!
そんな光景を目の当たりにした亜矢子の体が突然ガタガタ震え出し―――